今時の銀行
前回ブログに対して、今時の銀行について紹介したいと思います。今までは、銀行は「お金の仲介屋さん」としてビジネスが成立していましたが、近年はそのビジネスモデルが維持できなくなってきています。
その理由の一つが2015年に打ち出された日本銀行の「マイナス金利政策」です。簡単に言うと、一般の銀行が預けている日本銀行の当座預金の金利をマイナス(つまり、預けている側が金利を払わないといけない状態)にして、世の中にお金が出回りやすくしようというものです。
これによって銀行は「お金を預ける人」と「お金を借りたい人」を繋げる「お金の仲介役」として利鞘による収益を生みにくくなりました。
そのため現在銀行は、投資信託や生命保険による手数料収入、各一般企業とのビジネスマッチングによる手数料等の手数料収入に傾倒しています。